ウォーキング強度、会話で確認!

ウォーキング強度、会話で確認!

暑さがやわらぎ、外を歩きやすくなる秋。健康づくりのためにウォーキングを始めたいと思っても、「どのくらいの速さで歩けばよいの?」と迷うことはありませんか。

ウォーキングの強さは、歩く速さだけでなく、会話のしやすさからも確認できます。道具を使わず、その日の体調に合わせて目安をつかめる方法をご紹介します。

「会話はできるけれど、歌うのは難しい」が目安

CDC(米国疾病予防管理センター)は、中程度の有酸素運動の一般的な目安として、「会話はできるけれど、歌うのは難しい」程度を紹介しています。これは「トークテスト」と呼ばれる確認方法です。

一方、数語話すたびに息継ぎが必要になるほどであれば、運動強度が高くなっている可能性があります。

出典:CDC「How to Measure Physical Activity Intensity」

海辺の遊歩道を二人でウォーキングする様子

同じ速さでも、感じる強さは人によって違います

運動の強さは、体力、年齢、体調、睡眠、気温などによって変わります。同じ速さで歩いていても、ある人には楽に感じられ、別の人には負担が大きいことがあります。

「会話はできるけれど、歌うのは難しい」という目安は、全員が必ず目指す基準でも、安全を保証するものでもありません。実際に歌って確かめたり、歌えなくなるまでペースを上げたりする必要はありません。

ウォーキング中は、3つのタイミングで確認

1.歩き始める前

睡眠不足、発熱、強い疲れ、いつもと違う痛みがないかを確認しましょう。天候や気温も確認し、体調がすぐれない日は休むことも大切です。

2.歩いている途中

会話のしやすさや呼吸の状態を、ときどき確認します。息苦しさを感じたら、速度を落とすか、いったん休みましょう。

3.歩き終わったあと

急に立ち止まらず、少しずつペースを落としてクールダウンします。厚生労働省の資料では、運動前・運動中・運動後の体調確認に加え、ウォームアップとクールダウンの実施が大切とされています。

出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動・運動を安全に行うためのポイント」

このような症状が出たら、すぐに中止を

ウォーキング中に、胸の痛み、動悸、めまいやふらつき、冷や汗、いつもと違う強い疲れ、関節や筋肉の強い痛みなどを感じた場合は、すぐに運動を中止してください。

症状が強い場合や治まらない場合は、医療機関に相談しましょう。持病がある方、治療中の方、運動に影響する薬を服用している方は、新しく運動を始める前に医師へ相談してください。

大切なのは、自分に合う強さで続けること

速く歩くことや、息が上がるまで頑張ることだけがウォーキングではありません。その日の体調に合わせて速度や距離を調整し、無理なく続けることが大切です。

次に歩くときは、会話ができる余裕があるか、呼吸が苦しくなっていないかを確認してみましょう。秋の空気を楽しみながら、自分に合ったペースでウォーキングを始めてみませんか。


※本記事は一般的な健康情報です。病気の診断や治療を目的とするものではありません。体調に不安がある方や治療中の方は、医師などの専門家にご相談ください。

参考:内閣府「国民の祝日について」

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